良包歳更刀、聞包丁之言、得養生○。(良包は歳に刀を更{か}う、包丁之言を聞きて、養生を得たり。)荘子 内編 養生主 P344

  ”良い料理人と言われている者でも、年1回は包丁を取り替える。下手な者はなおさらで月1回。ただ私は包丁を用いるのに無理をしないから、19年使ってもなお新しい。” 



  ”料理人の言うことを聞いて、養生の道を悟った。つまり、無理をしないことだ。”包丁も体も同様と言うことであろう。体も無理をしないで使うことこそ長生の秘訣であろう。私には意義のある言葉である。