TVを見て思うこと、(佐賀の友S兄へのメイル写し)

   話は変わりますが、先日黒田あゆみさんの『歴史秘話−明治の裁判』で、江藤新平の話を詳しく聞きました。司法の考え方が、当時にあっては、三権分立がなされていない時代、あれだけの見識を持たれたこと、画期的見解と言うべく深く敬服致しました。 



   そうした大先輩を我々佐賀人は持っているのですネ。 


   江藤について詳しい事は http://nansyuu.hp.infoseek.co.jp/sihoukyou.htm ここをご参照下さい。 


【江藤の性格】(上記ホームページからの抜粋)
 江藤新平の性格についても触れておきます。

   かれは純粋な人間でした。直情の人でもあり、自分の信じた正義をとことん貫くところがありました。それは反面、自分の理屈に当てはまらないものを認めない性格であり、しばしば敵を作りました。 この点について、作家司馬遼太郎氏は、小説『歳月』の中で彼をこんな風に言っています。 


  「江藤は世の中を動かすものは少数の賢者より、多数の彼の言う馬鹿であるという政治の原理を理解しにくく出来ており、さらに彼の言う馬鹿を理解することなしに人間というものを理解することが出来ないということも、その辺が空白になっているほど理解する能力を持っていなかった。」 これからまもなく江藤に訪れる悲劇の最期も、この性格が呼び込んだものと言えるのかも知れません。 


   私は佐賀県人が得てして集団の中で、孤立しやすい性格(私自身も含めて)をいろいろと思い遣って佐賀人の教育のあり方を考えておりました。 


今朝はこんなところで失礼致します。

禿翁

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