天下多忌諱、而民弥々貧。(天下に忌諱多くして、民いよいよ貧し。) P332a 老子332章
 忌諱{ きき}、人の振る舞いを規制する禁令は、元来は民を善導するためのものであるが、それが細かく多くなりすぎると、その結果は反対に民を貧困に陥れる。
 いまはやりの『規制緩和』が必要な所以であろうか?