言語を慎みて、無用の言葉を省き、言葉を少なくすべし。多く言語すれば、必ず気へりまた気のぼる。甚だ元気をそこなう。言語を慎むも、また徳を養い身を養う道なり。(貝原益軒)

   益軒先生は多言を戒めておられる。今の時代は ”有言実行”が求められているようだが、”巧言令色少なし仁”の言葉がどうも我々にはぴったりするように思う。