運動をして健康を増進しておくこと。身体は日々少しずつ労働すべし。久しく安座すべからず。毎日飯後に、必ず庭圃の内、数百歩静かに歩行すべし。雨中には室屋の内を、幾度も徐行すべし。如此、日々朝晩運動すれば、鍼・灸を用いずして、飲食・気血の滞りなくして病なし。  (貝原益軒)

                       

   と、益軒先生は軽い運動を薦めておられる。私は元来が運動が好きなものだから、パソコンで長く座業が続くと運動をしたくなる。そこでついつい昨日のように長距離を歩いたり、泳いだりしたら、早速郷里の友人や、メル友から心配のご連絡を頂いた。


    案の定、昨夜はTVを見ていて突如右足の脹ら脛の痙攣にみまわれ、1メートルの動きもままならず困った。まあ、老人の体はその時は一気にやり遂げたように見えても、実際は脆弱なものなんだ。脳梗塞心筋梗塞などもこれに似ていよう。なんの前触れもなく突如として起こり、死に至る例は少なくない。用心をせねばならぬ理由であろう。今日のイキイキセンター往復は自転車にしよう。