万の事、忍ぶ、が養生の要諦。(貝原益軒)

 一時心に快きことは、必ず後に禍となる。酒色をほしいままにすれば快けれど、やがて病となるの類なり。はじめにこらゆれば、必ず後のよろこびとなる。