点心は食わぬがよい。(貝原益軒
 日短き時、昼の間、点心食うべからず。日長きときも、昼は多く食わざるが宜し。
「点心=腹の減ったときにちょっとモノをたべる。間食。おやつのこと。」

 益軒は1日に何食摂っていたかはどうも判然としない。朝食は暖かい粥がよいと言っているのだから、そのような朝食を摂っていたのであろう。次に昼食だが、どうもこれが判然としない。『前食が滞っていたら食べるな』と言っているから、おなかが空いたら少し食べておけば良い。そして間食はするな。夜は軽めに止めておけと言うのが益軒流らしい。
 私は老人(定年後、ほぼ60歳後)は2食で十分だと思っている。私は朝8時頃に朝食、そして夕方3時半か4時に夕食である。それ以後は一切食物を口にしない。だが、こんな食事時間は働いている人は実行出来ないから、これは一般化出来る話ではない。
 食事の内容は、朝は黒パンにタマネギのみじん切りのサンドイッチ、一切れ分、みそ汁
、夕食は玄米菜食+小魚程度、あと少し食べたいところでやめる程度。
家の長女とその子供(孫達)と私達老夫妻の食事は全く異なっている。
 甲田先生は胃腸を1日の中16時間休めることを勧めておられる。私は自分が行ってみて、私の体に合っているようなので、この説に従っている。