漢詩の世界は広大にして深淵。詩経を覗いて見てその大らかさに心洗われる思いをし、陸游の気概溢れる詩を読んで心が躍る。李白杜甫に至って人生の機微を感ずる。すべてに愚鈍な私、こうした世界をどれだけ汲み取りうるかは、私の器次第なのだが、時間をかけてボツボツ歩くとしよう。長生きをしないとイケナイ。(^_^)v。
 北島さんの杜牧「清明」の詩の日本語訳が24ページに書いてある。氏の語感が美しい。深い感動が伝わってくる。自分にはこんな感覚は全くない。