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五味偏勝は不可(貝原益軒)
五味偏勝とは一味を多く食い過ごすを言う。甘きモノ多ければ、腹はりいたむ。辛きモノ過ぐれば、気上りて気へり瘡を生じ、眼あしし。塩からいものおおければ、血くぁき、喉かわき、湯水多くのめば湿を生じ、脾胃をやぶる。苦きモノ多ければ、脾胃の生気を損ず。酸きモノ多ければ気ちじまる。五味をそなえて少しずつ食えば病生ぜず。諸肉も諸菜も同じモノを続けて食すれば、滞りて害あり。
上記のこと、現代医学に置いても立派に通用する意見だと思う。同一食物を長く食しないことを説く医者は多い。森さんの様な方は異例中の異例として万人に当てはまることではないと思う。
私の体には、益軒の思想の方が良いように思われる。