心を静かに保つ。
 心を静かにしてさわがしくせず、ゆるやかにしてせまらず、気を和やかにしてあらくせず、言をすくなくして声を高くせず、高く笑わずつねに心をよろこばしめて、みだりに怒らず、悲しみすくなくし、かへらざることを悔やまず、過ちあらば、一たびは我が身をせめて二度と悔やまず、只天命をやすんじてうれへず是心気を養う道なり。養生の士、かくのごとくなるべし。   (貝原益軒
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