土の器 生かされて30,678目、老妻と共に生きて55年ただただ感謝

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H22年年頭の辞『寅畏(いんい)』(おそれ慎むの意)



 今年の干支は庚寅(こういん、−かのえ・とら)継承と慎みを受けて『寅畏(いんい)』を私の生活の中心としなければならない。

  【”写真は埼玉県在のK氏の作品が大部分である。K氏は漢詩、俳句、刺繍、写真と多才、深謝して掲載させて頂いている】



まんさく(皇居東御苑)

           まんさく(皇居東御苑
寒牡丹(上野東照宮)

           寒牡丹(上野東照宮


<*昨年、一昨年の私は何をしたか?
http://d.hatena.ne.jp/ja3sj/____0304

   


 平成22年3月3日(水曜)曇り、日中13度、

   今日は老妻のお茶の稽古日である。迎えに行くだけで行きは友達と共にするとのことで8時半に家を出た。

   私は自分自身の『私が俳句を詠む基本態度』を作成した。それはあくまで基本に忠実と言うことでもある。17字、季語、そして切れ字が入っていることである。

   自分の感覚を磨くために、良い句を見て学びはするが、摸作はしないということ。丁寧に詠むように心がけたい。

   昨日ははじめて、蓬を少し摘んできた。春の香りがする。

   雛祭り アルバイトだと 孫は出で

   蓬摘み 指間の香り 春を告げ 

   春眠や 一睡ごとに 朦朧と

   崩し字注意語、抃舞(べんぶ)、貴臺、萬、参る、定め等々を解読した。未曾有(”みぞゆう”にならないように)以下。

   注意語、事切れる(言切れるに非ず)、時代に即して(時代に則してに非ず)、青天の霹靂(晴天に非ず)、伸るか反るか(乗るか反るか非ず)、万事休す(万事”窮”すに非ず)、高が知れている(多寡に非ず、)、腹蔵のない(腹臓に非ず)P85


しくはっく・らくびらくちん(新)


  ”一暴 十寒( いちぼうじっかん) 少しの時間努力しても、長時間怠れば、物事は成功しない



   同じ事を毎日繰り返して行う。淡々と5年10年と継続してやり通す愚直さが大切だと私は思っている。



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