平成22年3月3日(水曜)曇り、日中13度、
今日は老妻のお茶の稽古日である。迎えに行くだけで行きは友達と共にするとのことで8時半に家を出た。
私は自分自身の『私が俳句を詠む基本態度』を作成した。それはあくまで基本に忠実と言うことでもある。17字、季語、そして切れ字が入っていることである。
自分の感覚を磨くために、良い句を見て学びはするが、摸作はしないということ。丁寧に詠むように心がけたい。
昨日ははじめて、蓬を少し摘んできた。春の香りがする。
雛祭り アルバイトだと 孫は出で
蓬摘み 指間の香り 春を告げ
春眠や 一睡ごとに 朦朧と
崩し字注意語、抃舞(べんぶ)、貴臺、萬、参る、定め等々を解読した。未曾有(”みぞゆう”にならないように)以下。
注意語、事切れる(言切れるに非ず)、時代に即して(時代に則してに非ず)、青天の霹靂(晴天に非ず)、伸るか反るか(乗るか反るか非ず)、万事休す(万事”窮”すに非ず)、高が知れている(多寡に非ず、)、腹蔵のない(腹臓に非ず)P85