平成２１年１１月２７日（木曜）晴れ、とても暖か、１７度、

  　今日もハサミを研いだ。ハサミは２本の刃物で一つの仕事をさせる訳でそれだけにデリケートだと思う。２枚の刃物の裏面がキチッとかみ合いながら切断面が進んで行くところがデリケートで面白い。

  　ハサミをこれで６−７挺は研いだであろうか？１本１本にそれぞれに個性があり、合わせ方もそれぞれ異なる。今日のハサミはこれ以外無いと言う独特な刃合わせをした。表刃を研いだら、すぐに２枚を組み合わせ静かに２枚の刃をずらし、裏刃を研ぎ合わせるのである。

  　普通はこういう事をしなくても、１本１本をキチッと研いで２枚を組めば、調子よく切れるのが普通なのだが、今日のはなかなか巧くかみ合わない。多分このハサミは裏刃が捻れて居るのであろう。どうしても巧く行かず非常手段をとって一応ケリとした。日常のハサミの役ぐらいは十分であろう。使いながらもう少し整備をしてみたい。

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