【スイスへの旅】妻と私は、次女、康子の招待で平成21年7月31日より平成21年8月14日まで約2週間にわたって、スイス、ジュネーブ・ツエルマット・クールと回遊の旅をした。康子に充分の感謝の気持ちをもって、その旅行の記録を以下に綴る。

   妻は80歳、私は83歳の高齢なため、とにかく ”元気に行って元気に帰ってくる”をモットーに旅を楽しんだ。



   ホテルには2通りのモノがあるようで、ホテルに食堂部があるホテルと食堂部がないいわゆるペンションタイプのものがあるようである。



   町中の人通りの多いホテルの食堂部は、昼間は一般客を相手に食堂部を開放しているが、私たちが宿泊したホテルは町の東部、そしてもう山沿いの台地風の土地、だからツエルマットの南西部に位置するマッターホルンは良く見えるのだが、町の繁華街に出るのには約10分程度歩かねばならない。



   幸いにも、私たちが泊まったホテルは新築かと思うほどの新しい建物、TVセットの外、音楽を聴く設備等もブランドニュー豪華でした。



   ただ残念なことに、インターネット接続も無線LAN のステーションは持ってきてくれたのに、娘のノートパソコンも私のノートパソコンも共に繋がらない。



   ホテルの事務員らしきアルバイト風のお姉さんもやってきてくれてセットに力を貸してくれたのだけれど、不成功。



   町にパソコン屋さんがあって、娘が掛けあって呉れたのだが、『今は忙しい』と言ったことで、相手になってくれない様子。ついにインターネットは断念した。



   今日はハイキングの話をしたい。このマッターホルンの裾野一帯には、5-60ものハイキングコースがあるらしい。



   妻や私が野山を歩くのが好きだった関係か、今は康子も野山をよく歩くらしく私たちと一緒に歩くのを楽しみにしていて呉れた。この辺の事情は、事前のメイル交換で私もよく知っていた。



   それで、ツエルマットに着いた翌日、登山電車の終点(ゴルナーグラット)まで行って、そこでマッターホルンを間近にみて、再び電車にのって下山、ハイキングコースの出発点、フィンデルバッハで下車してハイキングコースを出発した。



   山裾の道を伝って歩くわけであるが、途中で花があれば、花を写真に撮り、またしばしばマッターホルンを仰ぎ見ては、その雄大な自然を満喫しながら、とにかく歩きに歩いたという感じ。朝の10時頃から午後4時頃までしっかり歩いてホトホト疲れ切った。



   康子には度々止まって私たち老夫婦を待ってもらった。つくづく己の年を知り、体力のないことを思い知らされた1日でもあった。それに写真機の機材も重過ぎた。3脚と遠近それぞれの交換レンズ2個も意外に重たかった。



   今日はその時の写真を拾ってみたい。


------ 【ツエルマットにて(3)】 ------


20090829060508

   1.宿舎から町を見る


20090804174312

   2.ゴルナグラード行きの登山電車に別れハイキングコースへ


20090829060510

   3.これから歩こうとする道から対山を見る


20090829060511

   4.こうした山の裾をあるくことになるのだが


20090829060514

   5.昼頃には疲れ、脚を休めては高山植物に見入る


20090829060513

   6.休憩、休憩、



20090829060512

   7.また休憩で花に見入る


20090829060515

   8.疲れて見上げる木立の合間からマッターホルンは見えて元気をもらう


20090829060516

   9.視野が広がりホッとした瞬間


20090829060517

   10.やっと遙か向こうにツエルマットの町が見えたが、これからでも2時間は歩かねばならなかった



><

><

><

><

><

><

><

><

><

><

><

><

><