平成21年7月29日(水曜)曇り、30度、蒸し暑い。

   身辺の雑事がやたらと多い。その一つに老妻の作業が月末ということで、いろいろとあるらしい。それはそれで良いのだが、ワシが送り迎えをしないといけないこともあって、それも、これもと輻輳してくると思うように捗らない。ケイタイを海外用に変更、手続きも慣れた人なら1−2分で済むところが、初めてでは第一作業の手順すら分からぬではないか?ドコモまで出かけることになる。



   万事こんな調子、おまけに、ハテナプラスが今日で切れるからプラスは打ち切るぞ!雑音が入ってくる。と思いきや、今度旅に持参したいパソコン(eee PC901)と、 Canon の1眼レフのデータ取り込みがうまく行かず手間取った。



   Canon さんよ、どうして ”通信設定”の項が、印刷/PTP で PC ではないのよ! これからデータをパソコンに取り込むのだから、通信設定はPCやないのヤ!!



   パソコンとは皮肉なものだ。ただ1カ所の設定違いで、ウンともスンとも反応しない。最初は取り込みのソフトのせいかと思って、結局 Canon に付属のソフトをみんなインストールしてもダメ。やはり設定の間違いと気づいて、エイ、ままよと ”印刷/PTP”に設定したら万事解決。



   ワシが無知なのか、あるいは Canon のミスなのか?マニュアルを見たけど、その箇所の説明には出会わなかった。こんなことにいくら時間を費やしても別にワシのパソコン技術が上がる訳ではない。全くの無駄骨折りという事をこの忙しい時期にやるハメとなってしまった。



   ワシがこんな妙な作業にとりつかれて居る間に、ss_sayoko さんと、harimaya さんに、27日のコメントの通りの旅の "はなむけ" の言葉を頂いている。深く感謝している次第。



    "はなむけ" とは旅人の乗った馬の鼻を旅の方に向ける仕草をすることから来た言葉だと言うが、馬に乗って行く旅とは、どんな人がどんな目的で馬共々の旅などしたのであろうか?旅は人の想像をかき立てる。



   ワシのこの度の旅は、ひょうたんから駒が出たような話、次女が仕事の都合で1室マンションのようなものをスイス、ジュネーブに求めたらしい。遙かにレマン湖が見えるなんて言うモノだから、『そんなところエエやろうな・・一度見てみたいな・・』とチョイ洩らしたら、”それなら来てよ”となった次第。



   ワシは格別、旅が好きなワケではない。どちらかと言えば、モノグサだから、邪魔くさい感じ。海外旅行は勉強で若い時にアメリカに行っただけ。それ以後はどこにも行ったことが無かったし、別に行きたいとも思わなかった。



   妻は賑やかな方だから、次女がアフリカに居た間にもアフリカに行ったり、帰路はエジプトに立ち寄るなど、また友達?とハワイだかにも行ったりしていたのだが、私は海外旅行どころか国内旅行も墓参で佐賀−福岡くらいまでに足を伸ばすのがやっとでした。



   だから、この度の旅も、初めは『エライことになったな・・・』と尻込み加減。妻の喜びようにはいささか当惑気味だったのだが・・・。当惑もいつしか感謝、感謝という気持ちと存分に楽しんで来ようと前向きに転換した次第。



   今は下手ながらも、スイスの山々を写真に撮ったり、少し山を歩いたり、スイスの風景や草花の写真が撮れたらなあと思っている。



   多分、生涯に一度しかないこの度の旅行、なにか自分なりの記録を残したいし、親しい友とこの喜びを分かち合えたらとも勝手なことを思っている。



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