平成20年3月29日(土曜)晴れ、そして15度、



   昨日は錠前の完全修復ができて、機嫌が良かったのだが、午後はやはり微熱、37.4度、どうも気分が悪い。夕方もウトウトしていたのだが、妻が足を揉んであげましょうというので、それは有り難いと喜んだのだが、妻は『一寸私も一休み』とかいって横のフトンに入ったが最後、すっかり寝入ってなかなか足を揉んでくれる段にならない。



   ワシなら、自分が休むにしても(相手の)足を揉んでから、それから休むところなのだが、妻は違う。まず休むのだ。万事こうして55年も一緒に過ごして来たのだ。結婚当初はこんな些細な違いが私を悩ませた。夫婦なんてものはなす事やることが一切が違う男と女とが、ある日突然、同じ屋根の下で暮らす。その違いが最初は目新しく、時には新鮮で心地よいようなことも無いとは言わないが、そのうちに『どうしてそうなんだ!』と苛立つこともあったのは事実。


    だが、世の中、一つのやり方だけが正解ではないな、とその異種文化を認めることも出来てくるから共同生活が成り立つのであろう。ワシ等はもう結婚して55年にもなる。老妻のノンビリムードで助けられたことも多い。決して老妻のやり方を改めさせるのを『諦め』たのではない。世の中、右か左かというようなものではないとそのやり方を黙ってみているのである。どんな考え方もあるのや、そしてそれぞれに完璧ではないにしても良さも同時に持っているものであるとワシは考えている。


   妻は3時少し過ぎに起きる、3時40分には実践倫理宏正会の朝の集い(4時からの特別会)に参加する。そして朝の会(5時−6時)からの帰宅は6時半頃、雨の日も風の日もこれは欠かさない。こんなことは私には出来ない。少々の居眠りには私は目をつむっている所以である。


   今朝の体温は36.8度だ、この調子では午後はまた37.5度前後になろう。日記に入力し終えたら休んでおこう。



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