友への便りから
O.S. 様
トリノオリンピックも終わり、気分が落ち着きました。まあ、成績は惨憺たるモノ、スキー連盟その他冬の競技団体役員は総辞職ヤナ。
『結果を厳粛に受け止め・・』なんてどこかの政治家みたいなこと、言って何一つ具体策も打ち出せないようでは、総辞職するかそれとも、国からの補助金は一切返還セイ!!!
アホらしい。スポーツなんて言う遊び事は、誰からも金なんか貰わないで、自前で楽しめばいいんや。国から金を貰うからややこしくなる。(当然税金が使われている。)
サッカーみたいに、必要経費を入場料や広告で稼ぐなら稼いだら良いのにね・・・・。
さて、私は最近古文書の学習をしている。ついでに古い文書や、先人の知恵、古語を学んでいる。とくに中国思想やけど、面白い。
兄がこちらにきたら、いろいろと話が出来るのではないかと楽しみにしている。
兼好法師も面白いだろうが・・・・、古典をあさると、先人の知恵に行き当たる。一つの意見があると、どこかに全く相反する?意見があるように思う。
人間社会、多くの意見があるから面白いんやな・・・。『株』なんてその代表やナ。『いまこそ売りヤ!』という意見があれば、『いまこそ買いや!』と言う人がいるから、市場が
成り立っているとかいう記事を読んだことがある。
株について何も知らぬ私が、株の名人にこんな話をするのは、いささか滑稽な話ではあるが、世の中一般論として、右の意見があれば、全く相反する左の意見があるもの。
多分、住みよい社会とは、単純な価値観をすべてに押しつけられる社会ではなくて、価値観の多様性が認められ、自由な思考や行動がとれる社会ではないだろうか?
人の思想に関する限り、今更『この天の下、新しきモノなし。』とも思えて、本当に面白い。
では、また
清水